青年期女子の食生活に関する研究(第1報) : 短期大学生の食生活の実態
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概要
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近い将来、母性となる青年期女子の食生活の実態を把握し、より望ましい食生活のあり方を提言する目的で本調査を実施した。調査対象は、本学在籍の食物専攻1年生104名、およびその父母とした。調査は1980年5月と1981年1月にアンケート用紙を用いて行い、統計的処理により分析した。1)本学学生は、やや、やせ傾向を示し、偏食、欠食はなかった。好まれる食品は、果物、牛肉、淡色野菜、であり、嫌われる食品は、ニンジン、ピーマン、豚、鶏肉、レバーであった。2)清涼飲料水はほとんどの学生が口にしており、肥満型より、やせ型によく飲まれている。3)便通は、大部分の者が、毎日もしくは、1日か2日おきにあるといえる。4)体格について、学生と父母について、検討したが、相関は認められなかった。しかし、各体型別で、"ふとりぎみ"になるにつれて、親との相関係数が大きくなっていた。