昭和戦後期の国語教育における「言語生活」をめぐる概念 : 22年度及び26年版学習指導要領国語科編(試案)の検討を中心に
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概要
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戦後初期の国語教育は,「言語生活」の概念を基本に展開された。しかしその後,「言語生活」概念は国語教育の中心的理念とはなりえず,系統主義へと移行していった。本稿は,22年度及び26年版学習指導要領国語科編(試案)やそれらの作成に中心的に関わった石森延男,輿水実らの言説を中心に,戦後初期の国語教育において「言語生活」をめぐる概念が,目標やカリキュラムの内容にどのように位置付いていたのかを明らかにしたものである。
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