保育者養成校における「日本語表現」の実践 : 大学の特色を活かす授業実践の試み
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概要
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大学全入時代を迎え、大学においても、学生の基礎学力の向上が求められている。このような時勢の中で、「日本語表現」的科目は、まさに基礎力の育成を請け負った科目となりつつある。本稿は、基礎の習得を目標に組み入れながらも、本学の特色を活かした授業を目指して(1)基礎知識の習得、(2)専門性、(3)学生の実態やニーズ、の三点に配慮した科目、「日本語表現」の実践を報告するものである。特に、本短期大学の専門である'保育士・幼稚園教諭の養成'視点を授業に組み入れた、学生たちの就職後の職能に関わる授業内容への工夫を明らかにした。