人類の遺産と人権思想 : 哲学と科学、平等・自由、民主主義、国際交流・協力
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概要
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人類の遺産が世界的なプログラム・行動計画に、具体的かつ大規模に取り上げられるようになったのは戦後1945年である。例えば、国連憲章をうけて成立したユネスコ(国連教育科学文化機関)憲章には、人類の遺産が明記されている。世界文化自然遺産条約(1972年)と世界無形遺産指定(2001年)は具体的なプログラムの代表である。人類の遺産は、一方では自己・集団の文化のため(内向)、他方では異文化理解と協力のため(外向・外交)である。この内向・外交が相まって、現代の精神文化を創る基盤を成している。この小研究は、17世紀から20世紀の初頭までの哲学書などの中に、その思想的基盤を確認する。
- 都留文科大学の論文
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