販売チャネルの変化と危険選択 : 銀行窓販とインターネット(パネルディスカッション)
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概要
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わが国では従来より営業職員による対面販売を主軸に,生命保険を販売してきた。しかし近年,当社を含めた外資系生命保険会社を中心に,非対面方式の通信販売にて生命保険の販売が行われるようになってきた。さらに銀行窓販も全面解禁となり,また最近では,申込から成立までネット上で完結する,インターネット専業の生命保険会社も出現し,販売チャネルはますます多様化してきている。このため従来,危険選択の最初の関門であった,営業職員による一次選択が行われずに,生命保険の加入が可能となっている。その結果,近年の経済状態の悪化に伴い,ますます逆選択の混在が懸念されている。そこで当社における,最近の銀行窓販とインターネット経由販売の傾向を踏まえて,販売チャネルの多様化による生命保険販売の変化について考てみる。また営業職員を介さない非対面方式の通信販売の危険選択と,保険会社の営業職員ではない銀行員による対面販売の危険選択について,その実際と特徴を当社の経験を元に考えてみる。
- 2008-12-17
著者
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