サイバースペースの道徳学を適用した情報リテラシーの提案 : 精神および心の自己修練のためのYi Toegyeのネオ儒教の教育学に基づいて
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿は、情報リテラシー教育のガイドラインを開発するための提案を行ったものである。情報リテラシーは、知識に基づいた情報社会にある市民にとっての本質的な技能が考慮されている。ICT教育における重要な課題の1つは、情報およびICT技術に関するコンピューター犯罪のようなオンライン倫理のジレンマである。そして、サイバースペースの道徳学が情報リテラシーのカリキュラムを開発するためのフレームワークとして強く求められよう。ここで、新儒教に基づいた自己修練のためのYi Toegyeの教育方法論は、情報リテラシーのガイドラインの理論的な根拠として示唆的である。情報リテラシーの能力および指標は、実際的な自己修練の段階(1)広く研究する、2)正確に質問する、3)注意深く考える、4)明白に識別する、そして5)熱心に実行するというような方法論(例えば、熱心に実行するうえの能力:倫理的および社会文化的な情報の様相を理解し尊重し、倫理の姿勢および行動を実行すること))と同様に原理の探索のためのToegyesの方法論に基づいて開発されている。将来の研究テーマを提示すれば、1)自己修練のToegyeの原理を適用するサイバー倫理を開発する方法、2)サイバースベースのための道徳学を探究するためのToegyの教えおよび考えを入念に作る方法、3)精神的なサイバー文化を促進する方法、になる。
- 放送大学の論文