虚血性心疾患患者のライフスタイル研究 : 文献検討から示唆された今日的課題
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概要
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本研究では虚血性心疾患患者のライフスタイル研究に関するこれまでの知見を概観するとともに過去10年間の論文33件を分析、検討することにより、本邦における看護研究上の今日的な課題を考察した。その結果、近年はライフスタイル介入の長期効果、不安やうつなど精神心理的要因、配偶者など人的環境要因とライフスタイルの関連に着目した研究が行われるようになってきたが、動機づけ要因としての意思決定に関する研究はほとんど行われていないことが明らかになった。そして看護研究上の課題として1)虚血性心疾患患者のライフスタイルの影響要因、特に「精神心理的状態」、「配偶者など人的環境要因」、「意思決定などの動機づけ要因」とライフスタイルの関連の実態把握やそれに基づく介入研究の必要性、2)ライフスタイル介入の短期・長期効果の検証の必要性、3)我が国の文化に根ざした疾患特異性のあるライフスタイル評価指標の開発の必要性が示唆された。
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