布施グループ・夕張調査データのテキスト化における「入力ルール」生成過程の記録 : 社会学的質的データの定型性と再現性をめぐって
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
SORDプロジェクトでは,平成18年度から,「社会調査史の博物館」構築に向けて,1970年代に「北海道大学・生活社会学研究会」(代表 布施鉄治)によって行われた炭鉱都市・夕張をフィールドとする実証的社会調査において収集された資料のデータベース化,調査資料のデータベース化,炭鉱労働者調査データのデジタル化を行なってきた.筆者は,「社会調査史の博物館」構築における一連の作業のうち,<調査データのデジタル・アーカイブ化>において,質的データのテキスト化作業を行なっている.本稿は,質的データのテキスト化作業における「入カルール」の生成過程を記述することを第一の目的とする.その上で,質的データの入力作業が有する機能と,テキスト化を目指した質的調査のあり方について述べる.
- 札幌学院大学の論文
著者
関連論文
- 布施グループ・夕張調査データのテキスト化における「入力ルール」生成過程の記録 : 社会学的質的データの定型性と再現性をめぐって
- 農村高齢者の日常生活にみる孤独のメカニズム-秋田県由利郡東由利町蔵地区Y集落の事例を通して-