モンゴル国における中世都市遺跡の保護(廣川和市教授退職記念号)
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概要
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改革・開放・民主化後,政治・経済の変化の中で,モンゴル国では,文化遺産の保護についても,多くの課題が生じてきた。しかし,一方で「オルホン渓谷の歴史景観」が,国内で保護制度・体制が整えられ,世界文化遺産に登録されるなど,文化遺産保護への積極的な取り組みも現れてきた。しかし,モンゴル国内には,これと同等の価値を有する文化遺産である考古学的な遺跡をまだ多数抱えており,これらに対しても,経済振興や開発と調和しながら保護を図り,さらに地域振興に積極的に活用していくことが必要である。本稿では,特に保護の難しい中世都市遺跡を取り上げ,これまでの保護への動きを紹介し,さらに今後の課題を考察する。
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