世界的エネルギー資源危機の考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現在アラブ石油依存のほか,特に新しく日本ソ連とのシベリア日ソ(チュメニ油田)共同開発による年間4万トンの輸入交渉,またイラクIPC石油会社との間に原油1億トン,液化天然ガス,3,000万トンの10年間にわたる分割輸入合意の成立,等は今後エネルギー資源として,化学生産資源として石油の需要はますます多く,その石油にとって代って熱エネルギー資源として,危険性,公害,安全性確保,1kW当りの建設コスト等の問題点が解決されるならば原子力発電こそは燃料濃縮ウランの入手確約方法と相まって熱エネルギー資源の最大課題である。