企業城下町(茨城県日立地区)の仮想工業団地にみる情報サービス化戦略の一考察
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概要
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1990年以降の情報通信技術の発展は,日本の製造業に新しい企業戦略を生み出し,情報ネットワーク上に「仮想工業団地」を形成させることで産業復興を目指すものであった。これは,20世紀の工業化社会から,「PCE」の時代の脱工業化社会へのパラダイムシフトにより,工業地域の企業戦略が新たな段階に入っていることを意味している。本稿では,総合電機メーカーである日立グループの事例に基づき,情報化戦略による国内製造業のサービス事業化に向けた可能性を検証する。
- 2008-11-30