日本古典籍の書誌学的アプローチ(創立20周年記念 第13回 情報知識学フォーラム「情報知識の形式と表現」)
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概要
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書誌学とは,書物について外形的・内容的に検討する学問であり,文献を主たる研究対象とする人文科学の諸分野において基礎的な知識を提供する役割を担っている.その役割を自覚し,日本古典籍の書誌データを蓄積・公開してきたのは,人間文化研究機構・国文学研究資料館である.しかし近年では,他の機関において,外形的のみならず,内容的記述も含みこんだ書誌をめざしたデータベースの作成が試みられている.今後は受容史・読書史の視点も加味し,画像も利用した総合的なデータベースが求められる.
- 2008-11-29