コンピュータ制御によるミュージックラボラトリー・システムの可能性
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概要
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コンピュータで制御する新ML システムは伝送経路をデジタル化したことにより数々の利点を備えている.教室レイアウトを画面上に再現し、あらかじめ登録した学生名をタッチパネル上で触れることによりコミュニケーションが可能である.また残留雑音については、新旧システムの比較試験を実施したところ、新システムの方が相当に低い結果となった.新システムのML 授業への活用として、自由に編成したグループ・アンサンブル指導、コンピュータから子機に演習課題としてMIDI データを一斉に送信、すべての子機の音色をピアノにリセットする等が考えられる.今後、新機能を使ったML 授業の工夫や新たな指導方法の開発が期待できる.
- 2008-12-20
著者
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