回想 : マルゼンDIALOG情報検索システム(<連載>オンライン情報検索:先人の足跡をたどる(9))
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概要
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丸善は,1960年代から70年代における学術情報流通の大きな転換期にあって,外国雑誌や洋書など印刷媒体の進化を伴う学術情報流通の多様化と市場環境の変化に対応すべく,1970年代中頃に情報産業への進出を図る。ロッキード社との提携に向けられた丸善の積極策が奏功し,1977年わが国に世界最大規模のオンライン情報検索システムDIALOGを導入する。本稿では,DIALOG導入に至った経緯,DIALOG日本センターとしてのMASISセンターの役割,情報検索サービスの普及活動,MARUNETの構築と通信回線事情,データベース作成機関との連携強化など30年前のオンライン草創期から1980年代の発展期を振り返る。
- 2008-12-01