リウマチ疾患女性のための立位小便器の開発(<特集>トイレとバイオメカニズム)
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概要
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排泄時の立ち座り動作に苦痛を感じるリウマチ疾患女性を想定した女性用立位小便器を開発した.和風便器と洋風便器を比較すると,後者が圧倒的に楽であるものの,「立ったまま排泄できたら楽だと思う」人は多く,立位による排泄への潜在的なニーズは大きい.立位で排尿した際の尿落下点をふまえた試作便器を作製し,リウマチ女性を被験者とする使用感評価実験を実施した.被験者13名のうち1名に若干の尿の飛散があったが,これは使用時に身体が傾いた結果で,直立で排尿すれば尿の飛散の可能性は低い.女性用立位小便器は,従来の和風や洋風の便器に比べ,排尿時の負担を大幅に軽減できる.
- バイオメカニズム学会の論文
- 2008-11-01
著者
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