大規模配信向けクラスタストレージへのチャンク分割分散格納手法の実装と評価(ストレージと可視化,SWoPP佐賀2008-2008年並列/分散/協調処理に関する『佐賀』サマー・ワークショップ)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ユビキタス社会のサービスを支える基盤技術の一つとして,大規模なコンテンツ蓄積配信技術が必要とされている.大規模蓄積配信の実現のためには入出力のチャネルを多数用意する必要があり,その実現形態のひとつとしてわれわれは多数のストレージノードを結合しストレージシステムを構成するクラスタ型のストレージシステムUSC(Uniform Storage Cluster)の研究開発を行っている.USCでは,通信の大半を占める実際のデータI/Oをメタデータアクセスと分離し,各クライアントがストレージノードに独立してデータI/Oを行う構成を取る.この構成により,オブジェクトサーバ追加に伴って総スループットも増加することが期待できる.またコンテンツをチャンクに分割して冗長分散格納させることで信頼性,可用性を確保する.本論文ではUSCのプロトタイプ実装と性能評価をおこなった.その結果,オブジェクトサーバ台数に対して性能がリニアに向上することを確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-07-29
著者
関連論文
- D-6-11 大規模コンテンツ配信におけるデータ格納方式に関する検討(D-6. コンピュータシステム,一般セッション)
- D-6-10 スケーラブルで高可用なクラスタストレージの実現に向けて(D-6. コンピュータシステム,一般セッション)
- D-6-9 オーバレイネットワーク型コンテンツ配信の確率キャッシュ手法の評価(D-6.コンピュータシステムC,一般セッション)
- D-6-10 大規模コンテンツ配信向け広域分散ストレージの予備評価(D-6. コンピュータシステムA(アーキテクチャ),一般セッション)
- 大規模配信向けクラスタストレージへのチャンク分割分散格納手法の実装と評価(ストレージと可視化,SWoPP佐賀2008-2008年並列/分散/協調処理に関する『佐賀』サマー・ワークショップ)