労働力の価値・価格に関する一考察(一)
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概要
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これまで、駒沢大学研究紀要二十一・二十二号、同商経学会研究論集三・四号等において、労働力商品の特殊性および労働還元の問題に関し若干論ずるところがあった。この小論では、さらに一歩を進めて、賃銀および雇用問題に関する現実的な諸問題に対する接近の足がかりとして、労働力の価値と価格との間の内面的連関を検討し、抽象的な労働力の価値から具体的な賃銀へと通ずる条理を辿ってみたいと思う。
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