「ローカルの不思議」プロジェクト実践報告 : 新潟大学と新島学園短期大学との映像メディア表現を媒介とした交流を通して
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概要
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本稿は、新島学園短期大学の2007年度春学期授業科目「情報リテラシーII」において新潟大学の学生と映像メディア表現を媒介とした交流を行った「ローカルの不思議」プロジェクトの実践報告である。東京大学情報学環によるメルプロジェクト(Media Expression, Learning and Literacy Project)のサブプロジェクトとして始まったこのプロジェクトは、これまで主に以下の2つの観点を目的として実践されてきた。(1)マスメディアの表象を批判的に読み解き、それをメディアの構造的な問題と結びつけて捉えること(2)自らが属する地域文化についての理解を深め、特定のメディア表現を用いて他の地域に向けて情報発信していくということしたがって、今回はこれらの観点をもとに、新潟・群馬の大学による地域間文化交流の実践を行い、その可能性について検討した。