文化社会学と実在社会学 : シェーラー「知識社会学」研究序説
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概要
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<知識社会学>の創始者であるマックス・シェーラー(Max Scheler,1874〜1928)は、その著作『知識形態と社会』において社会学を、精神によって導かれ理念的目標を志向するものを対象とする<文化社会学>と、欲動によって導かれ現実的変革を志向するものを対象とする<実在社会学>とに区分している。小論では、このような二元論的な立場から<精神的・理念的な因子と欲動的・実在的な因子との協働作用の秩序法則を探究する学問>とされるシェーラー社会学について考察し、その特質と意義を探ってみたい。
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