目白大学短期大学部学生の生活習慣とGPA
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概要
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(1)GPAが低くなるにしたがって朝食の摂取率は低くなり、反対に、朝食の欠食率は多くなった。GPAと「朝食を摂らない」において、AとB、AとCにおいて有意差(p<0.05)があった。朝食の内容については、Aの高いものほど家庭の家庭食をとる傾向にあるが4グループに有意差はなかった。(2)昼食は4グループのどれもほぼ全員が取っており、また、学生であるため、外食が多いことも4グループ共に同様であった。(3)夕食については、どのグループもほぼ摂っている。GPAの高いものほど夕食を家庭の家庭食でとる傾向にあるが4グループに有意な差はなかった。(4)GPAが高いS、Aが間食の頻度が高かった。(5)欠食についてはGPAがS、A、Bのものは、欠食の頻度が少なく、Cのものは、頻度が多く、この2グループの差が顕著であった。有意差はSとCの間(p<0.05)A、Bとの間(p<0.01)BとCとの間(p<0.5)にあった。(6)外食については、Sのものは外食の頻度が少なかった。反対にA、B、Cのものは、外食の頻度が多かった。(7)飲酒については、飲酒をするものも総おおくなく、GPA戸の関係は見られなかった。(8)睡眠の量については、ほとんどの学生が5時間以上7時間であったが、5時間未満がSのものにはいずCのもに35.3%いたことが特徴的であった。睡眠時間については。SとCとの間に有意差(p<0.05)があった。就寝時間については、「10時〜12時まで」に就寝するものは、GPAが下がるにしたがって、少なくなる傾向にあった。睡眠時間(量)と就寝時間の関係は、睡眠量が少なく、就寝時間が遅いほど、GPAが低くなる傾向にある。(9)ストレスを感じているものは、4グループともに「おおいにある」、「多少ある」が70%以上であった。ストレスとGPAとの間に有意差はなかった。(10)運動量については、全体として、ほとんど運動らしい運動をしておらず、運動量の少ない傾向にある。(11)喫煙については本学学生は、10人に2人が常習的喫煙者である。SとBとの間に有意差(p<0.05)AとCの間に有意差(p<0.05)があった。
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