描画における知覚と創造性
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概要
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創造性は,特殊な脳の機能として見られがちであるが,それよりもむしろ,環境世界の知覚として考えるべきである。「知覚」あるいは「見ること」そのものに,創造の契機があるといえる。描画における新たな不変項(アフォーダンス)の知覚は,生態学的な意味では真の知覚であり,それ自体が生の創造に直結している。これらのことを,生態心理学者のギブソンの媒介されたものである絵画の知覚についての理論を中心に,ドゥルーズ,またインド生まれの宗教的哲人で教育者でもあるクリシュナムルティの考えなどを援用しつつ論じる。
- 2008-03-27
著者
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