保育所の早朝保育と働く母親の現状
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概要
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保育所の通常保育開始以前に朝早く子どもを預けて働く母親が増加している。家事も、子育ても、仕事も一手に引き受けている現状をアンケート調査によって明らかにした。早朝保育に子どもを5日以上預ける割合は79.6%であり、働くためには早朝保育が不可欠であることがわかった。子どもが病気やケガなどのとき、母親が仕事を休む72.4%、祖父母に頼む57.7%であり、シニア世代の育児支援は働く女性には欠かせない役割を持つ。子育ての悩みの相談はパートナー64.8%、子どもの祖父母63.7%と、父親と祖父母が同じくらいの割合であった。一日が秒読みのようなあわただしい母親の様子が見られるが、子どもとのふれあいを大切にしている。パートナーとの家事分担はすべての項目で妻が主になって家事をこなしていた。パートナーが主にしていることで分担率の高いものはゴミの分別・ゴミ出し14.0%であった。
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