コミュニケーションを超えて : 大学の英語教育に対する一考察(吾妻雄次郎先生退任記念号)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ここ数年、日本での英語教育全般にコミュニケーション能力の育成が必要だといわれている。その一方で大学の英語教育はコミュニケーション技術を教えるだけでいいのかと考えている人もいる。英語をある内容に沿って教育することをcontent-based instructionと呼ぶ。この教育法は、英語を知的な内容、つまりコンテントを通して教えるという立場からなるものだ。しかしながら、content-based instructionはどの位コンテントを重視するのかによって3種類に分けられている。それらはtheme-based (topic-based) language instruction,sheltered content instruction,adjunct language instructionの3教育法である。この論文では、3種類のcontent-based instructionの違いを確認した後、theme-based language instructionをどのように日本の大学教育に当てはめていくか考察してみる。
- 駒澤大学の論文