20歳時点での恋愛経験人数についての意識 : 神奈川県の一私立大学生を対象として
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概要
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本研究は、20歳時点での恋愛経験人数についての意識に注目した。まず、20歳における平均的な恋愛経験の程度を、調査対象集団における現実の平均より過大に推測している可能性を検討した。また、20歳における理想的な恋愛経験の程度を調べた。さらに、若者一般における理想の恋愛経験の程度を推測してもらい、現実と推測の間にずれが見られるかを検討した。大学生157名(男性73名、女性82名、無回答2名)を対象に、恋愛経験人数についての意識について質問紙調査を行った。 20歳時点での恋愛経験人数の平均については、男女どちらに対しても調査対象集団における現実の平均よりも過大に推測されていた。理想人数については、男女どちらに対してもおよそ3分の2の回答者が2人または3人と回答しており、9割が複数と回答していた。さらに、若者一般の理想人数について、自分の理想より高く推測していた。このような年齢意識が若者に及ぼす影響について議論した。
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