セイロンベンケイソウの組織培養に関する基礎的研究(第7報) : 葉肉細胞の単離に関する諸条件の検討
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概要
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セイロンベンケイソウの葉から細胞を単離する酵素処理条件を検討した。より高い活性を示す葉肉細胞の単離には、細胞単離酵素としてマセロザイムR10 1.0%、浸透圧調整剤としてマンニトール濃度0.1〜0.3mol/lの濃度にし、界面活性剤のtween20を1滴添加し、pHを5.6に調整した酵素溶液が適当であった。また、酵素処理中の条件としては、酵素溶液10mlに対し、葉の生重量を1.0gの割合にし、90〜120分間の往復振とう(120rpm)処理が細胞の単離には効果的であったが、酵素処理中の光の照射は無関係であった。
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