カラーの塊茎下部への殺菌剤粉衣およびパラフィン包埋処理による腐敗抑制
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概要
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塊茎下部組織を除去することによりカラーにおける生育初期に発生する塊茎腐敗を効果的に抑制できた.しかし,塊茎の状態によっては塊茎下部組織の除去が難しく,除去の際に健全な塊茎にも傷害を及ぼしてしまい,新球肥大に悪影響を及ぼした.このような新球肥大への悪影響なしに腐敗を抑制する方法を検討したところ,植付け前の塊茎下部への薬剤粉衣あるいはパラフィン包埋処理が極めて有効であることが明らかになった.