Symbolism of Symmetry in the Ainu Culture : From the Viewpoint of Analytical Psychology
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概要
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アイヌ文化において、 「神(カムイ)の世界」と「人間の世界」の相互透過性には、中沢の「対象性」理論が機能していることが認められる。この二者関係の心理的変転のなかに、無意識由来の「交流不可能なるエネルギー対象」の出現がみられる。生活することの主体としての意識が、全体性のバランスを回復する方向性にあって、これを受け入れ、享受し、送り届ける、という内的作業の象徴的意味を拡充させつつ、分析心理学的考察を試みた。
- 東洋英和女学院大学の論文
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