「資本の部」から「純資産の部」へ
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概要
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平成13年の商法改正およびその後の会社法の制定にあわせて新たな会計基準「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」が平成17年に発表された。この新基準では,それまでの「資本」に該当しないものが認識されるようになったことから,「資本の部」から「純資産の部」へと変更されるようなったことが説明されている。そこで,昭和24年に公表された「企業会計原則」にまで遡って,「資本の部」に表示される内容の検討と変遷を見直し,新基準でいかなる検討がなされてきたかについて明らかにしてみた。
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