整形外科からみた「小児虐待」の実態
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概要
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被虐待症候群の概要,とくに整形外科領域の問題点を中心に概説した.一般に被虐待児症候群の症状として記載されている事項に加えて.骨折原因の説明が曖昧で矛盾していること,受傷から受診までにタイム・ラグが存在すること,X線像上の骨折態様が特徴的であることなど,整形外科における重要な診断ポイントを述べた.また,児童虐待として一般に認識されている内容とは異なった虐待的行為もあり,概念として社会情勢と共に流動的に変化する面を有していることを指摘した.
- 四條畷学園大学の論文
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