企業人と情報
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概要
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企業経営において情報を問題にするとき、社長とか人事担当者とか何らかの役割を前提として情報を考えることが多かった。しかし、企業において仕事に従事する人は主たる仕事に役立つ以外の情報とも接している。このことについて、情報が流通場に存在するものか集積場に存在するかの別と、情報解釈範囲の広狭の別による4区分と、情報が公的環境におけるものか私的環境におけるものかの別、目的を持った情報か無目的な情報かの別による4区分を併用して検討することにより、企業人が全区分による異なる4種類の情報を同時に受信することを明らかにする。4種類の情報とは、狭義経営情報、データベースインデックス、企業文化インデックス、知的刺激である。
- 2008-12-22