若者におけるボランティア活動とその経験効果
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概要
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本研究では、ボランティアが活動を通じて得る喜びや満足感などの心理的効果(援助成果)の規程因と、その効果が後の活動に与える影響を、ボランティア活動経験のある若者(157名)を対象に質問紙調査によって検討した。その結果、(1)若者はボランティア活動から、"自己報酬感"、"愛他的精神の高揚"、"人間関係の広がり"の3つの援助成果を得ていること、また、(2)ボランティア活動の援助効果や社会効果が援助成果を規定すること、さらに、(3)援助成果がボランティア活動継続を動機づけること、が明らかとなった。
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