米国の農業・食肉産業におけるヒスパニック労働者
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
米国でも賃金水準が比較的低い産業部門では,不足しがちな労働力を移民に依存している.第2次世界大戦後,米国が受け入れている移民は中南米出身者(ヒスパニック)が最大の民族集団を形成している.これを反映して,移民労働力への依存度が高い産業分野ではヒスパニック就労者が最大のマイノリティー集団を形成しており,その増加率はマジョリティを形成している白人を上回っている.本稿ではヒスパニック就労者が多い農業や食肉産業おける近年の状況を取り上げる.
著者
関連論文
- 米国の農業・食肉産業におけるヒスパニック労働者
- 世界市場における大豆貿易の動向
- 世界のコーヒー市場の動向
- 中南米における移民送金
- メキシコの農業とNAFTA
- メキシコにおける工業部門貿易の動向
- 存在感を高める米国のヒスパニック