平和教育におけるリーダーシップと許しの役割 : 歴史的過去を乗り越えるために
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概要
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本論文の目的は、北東アジア地域における包括的平和教育による武力紛争予防メカニズムの構築を探求することである。戦後60年以上たったにもかかわらず、まだ解決されていないさまざまな問題がある。歴史を背景とする紛争に対する解決策を見出すには、市民社会による地域協力の努力によって過去を乗り越えることが必要と考える。北東アジア地域では、過去の日本の植民地化と侵略戦争による様々な問題が今日まで継続している。そのような状況の中で、日本と隣人の国々との間に良い関係と平和を築くには平和教育は不可欠であると考える。北東アジアの国と日本の良好な関係を築くための平和教育を実現するには、周りを慈しみ、定めた目標に向かって他を導くことができ、協調的な解決策を創造できるリーダーシップが必要であると指摘した。また、戦前日本の植民地時代、第二次世界大戦中、中国、韓国、台湾等で起きた戦争犯罪法廷で裁かれなかった事件が未解決であり、その事件によって人権や人間としての尊厳を侵害された被害者たちが癒され、過去を乗り越え、和解という解決策に導くために、本論文では平和教育におけるリーダーシップと許しの役割を探求した。
- 清泉女子大学の論文
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