簡易・普及型発電実験装置の解析
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概要
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2007年3月東海大学付属相模中学校において,東海大学との連携行事である「理数科体験授業」の一環として理科実験授業が行われた。授業のテーマは電磁誘導現象を理解することであり,そのための教材として簡易・普及型発電実験装置が用いられた。簡易・普及型発電実験装置とは,ぶんぶんごまに磁石を固着し,コイル近傍で回転させることにより発電をする装置である。本稿では,簡易・普及型発電実験装置を用いた発電確認実験において,中学校理科や高校物理における電磁誘導現象の定性的な説明をするため,2つの解析モデルを紹介する。また,実験データの解析と2つの解析モデルを基にしたシミュレーション結果より,簡易・普及型発電実験装置を用いた実験において定性的なデータを得ることができることを示した。
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