本稿では、企業境界の考察において、これまで主流であった取引コストアプローチに代わり、企業が保有するケイパビリティの視点から分析するケイパビリティアプローチの有効性を指摘し、併せて、最近の激動する医薬品産業にケイパビリティアプローチを適用し、その妥当性を検証している。
東海学園大学経営学部