シュバルツ簿記書(1550年本)の研究 : 仕訳帳、債務帳を中心として
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概要
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1550年にマトホイス・シュバルツは、シュラッケンバルデンの錫を扱う事業を始めようとしていた一商人の依頼によって、一冊の簿記書を書いた。同書は例示中心で、仕訳帳と債務帳が用いられている。仕訳原則および転記原則は、現在のそれらと同じであるが、締切手続は完全ではない。独立した検算表は作成されていないが、期首と期末の債権と債務が集計されているハンス・ブルスト勘定において、期中処理全体の検算が行われている。
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