自己隠蔽尺度(Self-Concealment Scale)および抑制的会話態度尺度の尺度特性 : 記述統計と因子分析
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概要
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自己隠蔽および抑制的会話態度を測定した過去6回の調査結果を累積して、記述統計と頻度分布を検討した。さらに、自己隠蔽尺度関連項目および抑制的会話態度尺度項目を含む23項目について因子分析を行った。抑制的会話態度尺度得点は男性が女性よりも高かったが、自己隠蔽尺度得点に性差は見られなかった。男性の抑制的会話態度尺度の度数分布パターンには、女性よりも歪みが見られた。両尺度に関する23項目は、自己隠蔽尺度関連項目の1項目を除去、予想される2因子に高い負荷を示した。2尺度の独立性と問題点が論じられた。
- 東海学園大学の論文
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