エルサ・ベスコフの絵本研究(4) : 季節の廻りと子ども
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
スウェーデンの絵本作家エルサ・ベスコフは、季節の廻りに対して独特の感受性を持った絵本作家である。「季節の廻りと子ども」を描いたベスコフの絵本と英国のウォルター・クレーンの絵本及び年代は異なるが同じテーマのドイツとアメリカの絵本と比較・考察した。その結果、クレーンからの引用(部分的模倣)が見られたが、スウェーデンという地の北方性を付加しながら、ベスコフ独自の近代的な自然主義的風景や母子像を創造していることを明らかにした。
著者
関連論文
- エルサ・ベスコフの絵本研究(4) : 季節の廻りと子ども
- 「世界のバリアフリー絵本展」松本開催報告
- エルサ・ベスコフの絵本研究(3)エルサ・ベスコフの絵本における植物の擬人化
- 絵本を通して異世代交流を考える(その2) : エルサ・ベスコフの絵本研究(2)『ちいさな ちいさな おばあちゃん』の猫の行方
- 昔話の語りを通して異世代交流を考える
- 絵本を資料に異世代交流を考える--リーベとおばあちゃん