非常時における運用を念頭においた小規模文書管理システム(セッション1:データ管理[一般講演])
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概要
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著者は,大規模災害時等の非常時における自助共助に資するための情報通信機器のありかたを規定した「非常時対応電子アーミーナイフ」(ε-ARK)というコンセプトを提案している.ε-ARKコンセプトに沿って実装された「ε-ARK端末」が提供する諸機能の一つにデータベース機能があるが,非常時において混乱なく文書を発行し管理したいという需要があるにも係わらず,そのような用途には合致していなかった.今回,非常時のおける運用を念頭に置き,バッテリ駆動可能な,A6サイズの熱転写プリンタとQRコードを活用した非常時を念頭においた文書管理機能を構築した.この文書管理システムは,Linux上に作られたオープンソースシステムであるため,誰でも参照し利用できる.本報では,このシステムの構成および運用結果についてと今後の展開について述べる.
- 2008-09-19
著者
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