映像、音楽、パフォーマンスの、インタラクティブアートの考察(インタラクティブアート)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
コンピュータを使用したアート作品について、近年ではその技術を生かし、複数の要素を融合して作られる事も多くなった。コンピュータ音楽の分野もその一つで、今では電子的な音を作成、使用し音楽を作って行くに留まらず、映像やパフォーマンス、センサー等を使用したメディアアートや、それらの要素を密接に連携させるインタラクティブアートが盛んに行われている。表現媒体の数が増える程、それらをいかに連携させ一つの表現としてまとめていくかという問題は大きくなり、解決への作業は膨大になる。複数の芸術分野を応用して一つの表現として提示する時、格分野ごとの関連と相互の作用を如何に計算し作品を設計するかという行為は非常に重要である。今回は、楽器演奏者、音信号処理、映像、パフォーマンスの四要素を組み合わせたインタラクティブ作品の、その技術とテーマ、構造の設計の一例を提示したい。
- 2008-09-15