地域福祉計画の進行管理システム構築へ向けた課題と実践 : 恵那市地域福祉計画における地区別構想検討の事例から
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概要
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地域福祉計画は、近年社会福祉法の規定の基に策定が行なわれてきている。この計画は、福祉関係者を含む住民参加を条件とする計画であり、また公民協働での実現が課題となっている。計画に取り組む各自治体では、策定過程への住民参加が様々に行なわれている。しかし、計画実現のための進行管理システムがまだほとんど構築できていない。こうしたなか、恵那市では、合併後に地方自治法に基づく「地域自治区」を導入し、13地区での地区別構想の策定に取り組んできている。地区別構想は、まちづくり実行組織等を活用して検討チームがそれぞれ組織され検討されているが、構想実行のシステム構築で大きな課題となっている。実行システムは、まちづくり実行組織を構成する福祉担当部会が中核になり、構想に基づく重点事業をプログラム化し地区の事業に組み込み実行に移していくなかで、実践的に構築することが可能である。この過程を市及び地区支所が支援する協働システムを、恵那市の事例に基づき提案を試みた。
著者
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