岐阜県の雇用環境に関する一考察
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概要
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愛知、岐阜、三重を中心とした東海3県(名古屋圏経済)は、最近の社会資本整備と製造業の輸出攻勢の影響で、現在日本の中でも経済成長の中心と言われている。岐阜県の製造品出荷額、鉱工業生産指数をみても、生産、在庫、出荷等の指数は増加を示し、企業誘致の急激な伸び、雇用指数の改善も見られる。一方で家計所得に関しては、東海北陸地域の7県の中で最低水準から抜け出せない。また、県内での圏域別労働生産性、圏域別所得格差も各圏域の個別の事情により拡大傾向にある。これら雇用に関する指標を比較検討し、好況といわれる岐阜県内の経済の現状を判断し、各圏域の今後の経済状況を予測する。
- 中部学院大学の論文