早期英語学習経験と英語力および学習態度に関する研究

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概要

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早期英語学習に意欲的に関わり、楽しかったという経験をすると、現在の英語学習への態度も意欲的、積極的なものになるのではないかという視点より、本学学生1、2年生と本学同列の中学、高校の生徒にアンケートを実施し回答を得た。その結果、現在の英語学習への興味に関しては、早期英語学習経験者とそうでない学習者との間に大きな差は見られなかったが、早期英語学習経験者からは年数を経るにしたがって、英語学習への関心が薄れていっていることがわかった。また、本学短期大学生のTOEICスコアから、早期英語学習経験者がそうでない学生より高いスコアを取得していることが明確になった。今後の課題として、初期段階となる早期英語学習の充実と、次段階での継続した興味、関心、意欲を引き出せるような一貫したカリキュラムの検討が挙げられる。

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