グリッターバグを使用した学生の手洗いに関する意識調査(介護福祉学科,聖泉大学短期大学部)
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概要
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手指衛生は感染予防対策において,最も基本的かつ簡便な方法である。学生の手洗いが適切に行われているかについて,初めての施設実習に出る1年生を対象に,手洗い後の洗い残しを直ちに,視覚的に観察できるグリッターバグを用いて評価をした。日常的手洗いと,衛生的手洗いの比較で,学習の成果が出た部位もあるが,従来から洗い残しが多いと指摘されている部位が,洗えていないことも分かった。一方,リアルタイムで洗い残しを観察したことで,自らの手洗い方法の不備を認識すると同時に,解決策まで意識することができたという効果があった。衛生的手洗いに要する時間の短縮を測り,且つ確実に手洗いができるよう指導することが今後の課題である。
- 聖泉大学の論文
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