ネットワーク型RFIDシステムの標準化動向(RFID・センサネットワーク,ホームネットワーク,オーバーレイネットワーク,RFID及び一般)
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概要
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近年、さまざまな分野でRFIDの導入が活発になっている。従来、組織内に閉じた使い方が主であったRFIDであるが、今後サプライチェーンなど組織間の連携により効率化が図れる領域への応用が期待されている。EPCglobalは、RFIDを用いたグローバルなトータルサプライチェーン管理を推進する団体であり、EPCglobalネットワークと呼ばれるネットワーク型RFIDシステムの参照アーキテクチャを提唱している。本アーキテクチャには、RFIDタグに格納されるユニークな識別子、グローバルに利用可能なRFIDタグの無線通信インターフェイス、およびRFIDデータを企業間で共有するためのインターフェイスなどが含まれる。本稿では、EPCglobalネットワーク、および本ネットワークを構成する仕様に関して概説する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-02-07