D19 Exploration into New Grid Systems (Patternized Typography)
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概要
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この研究は、新しいタイプフェイスをつくり出すモジュールの開発を目的としている。直線と円弧を用いて構成されたいわゆる「コンテナ」型グリッドはすべてのアルファベットを再現することができ、その繰り返しによって単語や文章の印字が可能となる。タイプフェイスとグリッドの開発は同時進行となる。グリッド上をペンでたどることによって、新しいタイプフェイス(小文字もしくはスモールキャップ)で描かれた単語が浮かび上がる。Tシャツやショッピングバッグ、壁紙やノートといったプロダクト製品にこのグリッドを印刷し、使用者が言葉を描いて伝達や表現の手段に用いることができる。実験的に複数人による使用を試した結果では、異なる文字の形が描かれた。いかにアルファベットの字形が見出しやすく、そして読みやすいグリッドを設計するかが課題となる。
- 2008-06-20