原始的風土現象から導き出す制作とそのプロセス : 日本の原風景における舟小屋と、共に「住まう」こと(建築作品)
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概要
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本計画は、現代社会の問題背景郡の中から、1)場所性の喪失2)身体性の軽薄化という建築において極めて根本的な概念を中心に問題定義する。この二つの概念から、現代では失われつつある人間本来の地域や風土に於いて「住まう」という原風景を再び捉え直すことを目的とし、ここでは「舟子屋」という風土現象に着目していく。それら「舟小屋」の制作論的考察を通して、作品制作(卒業作品・「湖上の家」として)へと組み立て、新たな建築空間を創造する制作プロセスの手ががりとする。
- 2008-07-27