武田五一と建築の「格好(proportion)」について : 日本近代における西洋プロポーション理論の受容に関する建築思潮研究(計画系)
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概要
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西洋建築思潮史におけるプロポーション理論の歴史的展開は、日本の近代建築界では大正期半ばから関西圈の建築家を軸に急速に波及する。それに先駆ける明治33年の武田五一による論考「建築物の格好に就いて」は、もっとも早い西洋プロポーション理論への着目であった。本稿は、西洋の建築的伝統を形成するプロポーション理論が、日本近代の建築家に如何に受容されていたのか、武田五一の論考を中心としてその歴史的概観を考察するものである。
- 2008-07-27
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