自然災害に起因する電力系統ハイリスク事象の効率的探索手法
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概要
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近年、電力系統は大規模化・複雑化してきているとともに、自由化が進んできており、大停電が発生する確率が増大してきている。このような状況下において、電力系統におけるハイリスク事象を確実かつ効率的に探索する手法を開発することが強く要請されている。リスクの定義として、電力系統の使命が電力の安定供給にあることを考慮し、それが損なわれる定量的指標である「供給支障量と発生頻度の積」を採用する。本論文では、自然災害に起因して過渡安定度を喪失しために生じた電力系統ハイリスク事象を的確かつ効率的に探索可能な新たに開発した手法について述べている.3台の発電機と9台の母線より構成されるモデル電力系統に本手法を適用したところ、その有効性を確認できた.
- 2008-03-20
著者
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三木 哲志
阿南工業高等専門学校
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清水 雄哉
阿南工業高等専門学校電気電子工学科
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藤井 大輝
阿南工業高等専門学校電気電子工学科
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田中 秀典
阿南工業高等専門学校電気電子工学科
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三木 哲志
阿南工業高等専門学校電気電子工学科
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