レーザ・スペックルひずみ計による植物の生長測定(量子光学,非線形光学,超高速現象,レーザ基礎,及び一般)
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概要
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植物の生長計測はこれまで、収穫後の乾燥重量、比葉面積などを測定している。その場合生長途中の計測は抜き取りによりなされるため計測には数日から数ヶ月を要し、また対象となる植物を数多く栽培する必要がある。非接触測定ではカメラで植物を撮影し、画像処理を行う手法が存在するが、ミクロンオーダでの計測はできない。そこで今回レーザ光を植物に照射し、その拡散反射光に生じるレーザ・スペックルを利用し、生長に対するひずみをリアルタイムかつミクロンオーダで測定する手法を開発した。本手法はこれまで用いてきた金属やプラスチックスなどの材料試験と同様に植物にも適用できることがわかった。室内で栽培環境を制御して生育させた植物の生長を計測した結果を報告する。
- 2008-05-16
著者
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